ムスリムはノンムスリムの葬儀に出席してもいいですか?

Originally posted 2020-04-08 13:17:28.

ムスリムはノンムスリムの葬儀に出席してもいいですか?

回答

ノンムスリムの友人や親戚の葬式に出席することを妨げる法的な障害はありません。イマーム・アン=ナワウィは彼の著書(al-Majmu)で「ムスリムがノンムスリムの親戚の葬式に出席することは、忌み嫌われる行為ではない」と述べ、同じことをイマーム・アル=シャフィイーも述べました。

彼がノンムスリムであっても、親族の葬式に出席することは、イスラムのシャリーアによって命じられた親族のつながりを強化します。洗練されたマナー、他者との良好な関係、忠誠心、愛の証として、親族の葬式に出席することも重要です。同様に、親族の葬儀に出席することは、家族におけるイスラムへの尊敬と称賛を高め、イスラムが共存と調和を促進するという肯定的な印象を与えます。

また、神がクルアーンで言っているように、哀悼の意を表すことは、礼儀正しさと高い倫理観の一部であるため障害にはなりません。例えばクルアーンに以下の言葉があります。

60:8 「アッラーは、信教上のことであなた方と戦いを交えず、またあなた方を家から追放しなかった人たちに、親切で公正にすることは禁じません。実にアッラーは、公正な人をお好みになります」

2:83 「わたしがイスラーイールの子孫と約束を結んだときのことを思い出しなさい。アッラー以外に信仰しないこと、両親、近親、孤児たち、貧しい人たちに善くすること、人びとに善い言葉で話し、礼拝の務めを守り、定めの施しすることです。(しかし)その後、あなた方のわずかな人たちを除いて、背を向けて拒否しました」

哀悼の意は人々に良いことを話すことの一部です。また、自分のコミュニティに参加する良いムスリムのロールモデルになるように、家族や親戚に対して親切で寛大になるようにします。イスラームは、洗練されたマナーと、人々の喜びと悲しみの瞬間を共有し、共感と慈悲を広めるよう教えるのです。

https://www.dar-alifta.org/Foreign/ViewFatwa.aspx?ID=5935

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