イスラームにおいて「お金を持っている」ということは、
その人の財産の一部には、貧しい人の権利があるという意味になります。
クルアーンの70章より
19.人間は、気ぜわしく創られているのです。
20.悪いことに出会うと嘆き、
21.良いことに出会えばけちけちします。
22.だが礼拝する人はそうではなく、
23.いつも礼拝をしている人、
24.また自分の財産に施しに回す分があり、
25.物乞いや窮乏する人のために(施す者)、
26.審判の日を真実とする人、
27.また主の苦痛を恐れる人も。
28.確かに主の苦痛から(逃れて)、安全な人はいないのです。
29.また自分の陰部(貞操)を守る人、
30.その妻や右手の所有する人(奴隷)だけ(を求める人)の場合は別で、かれらは罪に問われません。
31.しかしこれ以外に求める人は、境界を越えた者です。
32.信託されたことや約束を守る人、
33.証言に当たり正直な人、
34.また礼拝を厳守する人。
35.これらの者は楽園の中で、栄誉を授かります。