なぜイスラームなのか?

イスラームとはアラビア語のサリマから派生した言葉で、安全・平安・平和であること、害がないこと、アッラーに従うことなどを意味します。つまりアッラーに従うことで平和や平安を実現することがイスラームなのです。

 平和を実現する方法については、様々な宗教がいろんなことを言っています。では、なぜあえてイスラームなのでしょうか?例えば、学校の日本史や世界史の教科書には改訂版がたくさんあることをご存知でしょうか?私が高校生の頃、世界史のイスラーム文明のセクションでは、コーランという表記できたが、今はクルアーンに変わりました。マホメットもムハンマドに変わりました。アラビア語原語の発音に近くなることで正しさが増したわけです。辞書も同じく最新改訂版を使うのが一番いいです。

例えば、1955年に出版された有名な辞書の広辞苑は、もともとは1935年に出版された辞苑でした。辞苑か広辞苑か?選ぶとすれば広辞苑ですね。なぜなら改定されているからです。同様に、聖書におけるエローヒムについても、創造主、唯一であること、偉大であること、偶像がないことなど共通点があっても、創造主の言葉についてそれより詳しい情報があれば、当然そちらの教えがいいわけです。クルアーン以上に詳しく創造主アッラーの記された書物はこの世になく、アッラーの教えの最新改訂版であり、最後の改訂版だとムスリムは信じているわけで、だからあえてイスラームなのです。

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